陽平コラム⑧ 社労士試験についてのあまり意味のないレポート
8.9%。この数字は何を意味しているのでしょうか。
日本の出生率ではありませんし、失業率にしては高すぎます。
もちろんコアラの夫婦が立派な子供を育てる可能性でもありません。
すみません少し引っ張りすぎましたが、これは平成17年度の社会保険労務士試験(以下、社労士試験)の合格率です。
この数字ひとつを根拠に難関だとは言えませんが、それでも気の重くなる数字です。
小数点が1つ右に寄ってくれたらなんて下らないことを考えないこともないのですが、そうしたら世の中社労士で溢れますね。
8月27日(日曜日)、第38回社労士試験が全国29会場で行われました。
申込者数は約6万人だったそうです。
勉強不足と知りながら、私もいそいそと会場へ向かいました。
試験会場は早稲田大学にしたのですが、ここは昨年の試験で最多の8千人が受験した所です。
最寄り駅で地下鉄を降りると、そこには平日とは違った雰囲気がありました。
呑まれてはいけないと思いつつ、会場へ歩いていくと予備校やら講座やらのお知らせを配る人たちが大勢います。
「がんばってください」と言いつつ、「落ちたらぜひ当校へ」なんて目をしてパンフレットを渡してきます。
人間って怖いですね。
必要になるとは分かりつつ、意地で(勉強もしていないのにですよね)1つも受け取りませんでした。
私は講座へは通わず、模擬試験の類も受けていなかったので、いったいどういう種類の人が社労士を目指しているのか想像し難かったのですが、今回初対面となりました。
思っていたより若い女性の方が多いので驚きました。
私見では、男女比率は男性7:女性3といった所で、男性は年配の方が比較的多く、女性は若い人がかなりを占めていたように思えました。
でも、そこから何か共通する特徴や傾向は掴めませんでした。
試験への向き合い方も人それぞれで、試験前や昼の時間の最後ぎりぎりまで参考書に目を通す人もいれば、余裕なのか諦めているのか寝入っている人もいました。
ただ、やはりそこは国家試験の会場で、静かな熱気のようなものが張りつめていました。
ここに来るまでの努力と犠牲がエキスとなって空気に溶け込んでいるようでした。
緊張感はたっぷりです。
そして、あまり何回も来たくなる雰囲気ではありません。
91.1%の皆さん来年です
試験時間を飛ばしまして、結果だけ言いますと来年もあそこに戻らなければなりません。
試験に落ちたことへのショックはありませんが、違う意味でのショックは大きいです。
今後の勉強量と言いますか、かけなければいけない時間と言いますか。
勉強時間はだいたい1千時間という話も聞きますし。
でも乗り越えなければいけない山としては、高い方が登った喜びも大きいはずですから。
それにしてもやっぱり、パンフレットたくさん貰っておけば良かったと思う今日この頃です。