陽平コラム① ドイツW杯を振り返って
当事務所のホームページをご覧の皆様、初めまして。
佐藤陽平と申します。
今年の4月に入所した新人で、現在社会保険労務士を目指して勉強中の身です。
このコラムでは私が見たり感じたりしたことをあてもなく記させて頂きます。
社会保険労務士業とはほとんど関係のない話題が多いとは思いますが、時間のある方はお付き合い頂けたらと思います。
6月9日に開幕したサッカー・ワールドカップは1ヶ月以上にわたり、多くのドラマと多大な睡眠不足をもたらしてくれました。
日本代表の不甲斐なさにやり場のない怒りを覚えながらも、決勝トーナメントに入ると、囲碁や将棋のような戦術戦に見ているこちらまで緊張する試合が続き、テレビ越しとはいえ『世界最大のお祭り』を十分に堪能できました。
どうした日本代表!
今大会の特徴としては、予選グループリーグ戦では攻撃的に振る舞ったチーム(アルゼンチン、スペイン等が典型です)が勝利を得る傾向にあり、決勝トーナメントに入ると守備重視の傾向にあるチーム(イタリア、フランス)が勝ち進みました。
実力差のあったグループリーグと強国同士の対戦となった決勝トーナメントを同じ試合とは位置づけることはできませんが、そこには木刀での剣術勝負と真剣による斬り合いぐらいの差があったように感じます。
日本代表にも真剣に斬り合ってほしかったのですが、ほとんどの選手は刀をどこかに忘れてきたようです。
しかし、それはそれとして、やはり今大会も見所の多い大会となりました。
期待されていなかった開催国ドイツの躍進、あれれのブラジルなど、戦前の予想は簡単に覆されました。
ガーナやコトジボアールの溌溂としたプレー、韓国のあきらめない姿勢に心打たれた方も多かったでしょう。
集中力の高いイタリアの守備も感動的でした。
でも、最大の話題はジダンの復活ではなかったでしょうか。
ここ2、3年は往時の存在感が薄れ、ときたまスーパープレーを見せるだけの選手になってしまっていたジダンが。
ジダンはジダン
もちろんスピードや体の強さ、スタミナ等フィジカル面ではだいぶ落ちました。
総合力では平均的な選手よりちょっと上といったところかも知れません。
でも今大会のジダンには全盛期にも見られなかった闘志がありました。
絶対に優勝するという気持ちが観ているこちらにも伝わってきました。
フランスの他の選手たちにもそれが伝播し、チームには一体感と緊張感、そして結果を求める気持ちがありました。
サッカーは情熱(パッション)のスポーツとは、よく言われることです。
華麗なパス、豪快なシュート、厳しいスライディングなど、そこには言葉で語る以上に雄弁な表現があります。
選手たちはサイボーグのように走り、体をぶつけ合いますが、当然ながら人間です。
高まる気持ちをコントロールできずにイエローカード、レッドカードといったシーンも多く見られました。
ジダンも最後はそうなってしまいましたが、非難する気持ちは起きません。
ワールドカップの試合は日常ではありません。
私には自分の物差しであの行為を図ることができません。
壮大な物語の衝撃的なラストシーンを見せられたといった印象です。
申し訳ございませんが、次回もW杯の話が続きます。